みなさんこんにちは。院長の高松です。
本日は、昨年からすすめている「赤ちゃんからのアレルギー予防」に向けた取り組みについてお伝えしたいと思います。
今までもお伝えしていますが、経皮感作(皮膚からのアレルギーの原因物質が入ること)を乳児期早期から防ぐ事でアトピー性皮膚炎の重症化や、アレルギーの獲得リスクを減らせる事が分かってきました。
全てではありませんが、アレルギーは予防する事が出来る時代になってきたと言えると思います。
その為には、アレルギー獲得前の乳児期早期から皮膚のバリア機能を保つ(肌をツルツルにしておく)事が必要です。離乳食に入る前に、肌をツルツルにしておき、離乳食は遅らさない事が望まれます。
しかし、まだまだその知識は浸透していません。産後の忙しい時期ではなく、妊娠と同時に両親に知ってもらう事が推奨されています。
国立成育医療センターではオンラインでの講習も開催されていますので、ご参考にされて下さい。
当院でも赤ちゃんのお肌の相談会を開催していますが、より多くの方に認知してもらう為に、昨年から産婦人科さんとの取り組みを開始しています。
福岡市中央区の東野産婦人科さんにご協力いただき、出産された皆さんに下記のようなリーフレットをお渡しいただいています。
東野先生の「すべての赤ちゃんに幸せになってもらいたい」という言葉が印象的でした。産前産後だけでなく、子どもたちの幸せな未来を願って共に活動してくださる先生方、助産師の皆様には頭が下がります。これから両親学級などでの実習などにも力を入れてくださるそうです。全ての赤ちゃんに知識が普及する時代になればと願っています。
ご協力いただける産婦人科様、助産師の皆様がおられましたら、ご連絡下さい。
1人でも多くの子ども達の未来のために、微力ではありますが取り組みを続けて参ります。
次回の赤ちゃんのお肌の相談会は5月17日に決定しました。近日中にブログでご案内予定です。ご参加お待ちしています!