気温も下がって、乾燥のシーズンがやってきました。クリニックにも乾燥で症状が悪化した患者様、とくにアトピー性皮膚炎の患者様の受診が増えています。
同じカサカサでも、保湿剤だけでは太刀打ち出来ない湿疹が隠れている事も多いため、日診察の際には、目で見るだけでなく皮膚に触れての判断を大切にしています。
盛り上がり、硬さやや温度など、触れることで分かることは沢山あります。
また、触れることによる安心感を感じていただける「手当て」の効果もあるかと思います。
子供さんにお薬を塗るお父さんお母さんには、1日1回は全身を触ってあげて下さいとお話ししています。症状を伝えられない子供さんの皮膚症状の把握や早期発見にとても役に立つ習慣です。
皆さんも保湿剤をつける際に、是非全身の皮膚を触ってチェックしてみてください。クリニックでは正しい保湿剤の塗り方も指導しています。
カサカサせずに冬を乗り越えたいですね。
クリニックはクリスマスバージョンでお待ちしております。
院長 高松