緊急事態宣言も明け、久々の日常が戻ってきている方もいらっしゃるかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

コロナ感染拡大以降、当院では感染対策を取りながら皮膚疾患診療を継続していくことを重視し、様々な対策を行ってきました。
最も大きな変更が時間予約制導入で、なかなか予約が取れない場合もあり、大変申し訳ない思いでブログでの発信も控えさせていただいておりました。
少し状況が落ち着いた今、久々に更新させていただきます。

最近の当院ですが、福岡も急に寒くなってきて、肌の乾燥でアトピーが悪化して受診される方が増えています。プロアクティブ療法で維持できている皆さんも、これからの季節が頑張り時ですね。薬も冬用に変えて、忘れず塗って下さい。一緒に頑張っていきましょう。

また、ニキビはもともと冬場に悪化しやすいですが、マスクのせいで年中新患さんが多い状態が続いています。ベピオなどのコメド対策を継続されて、ツルツル肌を維持できている患者さんも多くなって、私達も嬉しいです。「お友達が綺麗になったから」という学生さんの口コミ受診も多くて、びっくりしています。コメド対策はお薬の使い方がポイントです。初回はしっかり説明しますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

コロナ禍の特徴としてはマスクによるトラブルが増加していることがあります。マスク皮膚炎といっても色々な病型、病態があり、コロナ禍での新病態という事で皮膚科医も試行錯誤しています。マスクはこれからも装着が必須になりそうですが、一人一人マスクの下の状態も違うため、症例から学び、病型と治療を確立していく必要を感じながら日々診療しています。

また、円形脱毛症や慢性蕁麻疹などのストレスで悪化する疾患も多く見られました。丁寧な疾患の説明を必要としますが、説明後は安心して帰られるのが印象的です。

ご存知の方も多いかもしれませんが、美容診療は需要が増えています。コロナに負けず、マスクの下で綺麗になるというみなさんの意欲に脱帽です。

色々な疾患について書いてきましたが、上記を問わず多くの疾患の患者様が来られています。他に特徴としては医療関係者とその御家族の受診が多くなっているのも特徴です。コロナ渦、医療を支えている皆様に感謝を忘れずに、微力ながら、信頼に応えていきたいと思っています。

長くなってしまいましたが、私の思いなどはドクターズファイルさんいかがお過ごしのインタビューでもお話しさせていただいております。期間限定公開のようですが、お時間があればご覧ください。

コロナ感染がやや落ち着いておりますが、当院はワクチン接種が出来ない年齢の子供の患者さんも多いため、予約制も含めた感染対策は引き続き継続して参ります。皆様のご協力をいただけますと幸いです。尚、急を要する疾患については急患も受け入れております。電話にてご相談ください。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

院長 高松

いぼが完治された患者様からいただきました！ありがとうございます😊

治療を卒業された患者様の笑顔を見ることができ、スタッフ一同大変嬉しい1日となりました！！