空気が乾燥して肌トラブルが気になる時期になりました。肌荒れを放置しておくとアレルギーを引き起こす可能性があります。特に小さなお子さんの肌荒れには注意が必要です。食べる行為だけでなく、肌からもアレルギーの原因物質は体内に入ってきます。皮膚はバリアーの役割をしていて、正常な皮膚は適度な水分量があり、アレルゲンを跳ね返す力があります。しかし、肌荒れをおこした皮膚は、表面が割れてバリアー機能が低下しているのでアレルゲンが侵入してしまいます。ハウスダスト、ダニの死骸、花粉、食物などがアレルゲン物質になります。これらのさまざまなアレルゲン物質は、部屋に浮遊し寝具などに付着します。気づかないうちに皮膚にもくっつき、肌荒れの状態を放置すると皮膚から食物アレルゲンが侵入しますので、食物アレルギーにつながる可能性があります。
防ぐためには、日頃のスキンケアが大切です。特にお風呂上がりは皮脂が取られますので、皮膚に水分が残っている段階で、保湿をしっかりしてあげましょう。
塗り方にもポイントがあります。皮膚は目には見えませんが、波打っています。保湿クリームをすり込んで塗ると、その波の下のところにしか保湿クリームが入らないので、皮膚の上の方まで行き渡せるには、乗せるように広げましょう。
当院では、年に数回スキンケア相談会を催して、皮膚のバリアー機能の重要性などについてお話しさせていただいております。保湿剤の塗り方などもレクチャーしています。
お肌のトラブルでお困りの際は、いつでもご相談ください。



