全国講演会・薬剤師会でアトピー性皮膚炎について講演しました

先日福岡にて全国講演会があり、演者として講演させていただきました。
「治療目標の共有で叶えるアトピー性皮膚炎の長期寛解維持」というテーマで、お話ししました。

 

アトピー性皮膚炎は繰り返す病気です。一見治ったように見えても「かくれ炎症」といわれる隠れた炎症が残っており、再発を起こします。この「かくれ炎症」を持続的に制御し、いい状態をキープするには患者さんとの二人三脚が必要です。そのための取り組みについてお話しました。

また、まだまだ進んでいない乳児期からの介入によるアレルギー予防についてもお話ししました。アトピー性皮膚炎は小児期であれば完治も可能です。早期からの治療の大切さを多くの先生方に理解していただくことで、子ども達の未来が明るくなるよう願って講演させていただきました。

 

御高名な大学の教授陣の中でお話ししてよいものか…と懸念していましたが、全国から来られた先生方から嬉しい反響をいただき、尊敬する今山修平先生に「感動した」と言っていただけて、お話しして良かったと思いました。

写真は中原剛士先生(九州大学皮膚科教授)今山修平先生(今山修平クリニック&ラボ)杉山晃子先生(福岡病院アレルギー科副センター長)と。

 

また、薬剤師会の研修会でもアトピー性皮膚炎についてお話ししました。

患者さんの笑顔のために、よりよいアトピ一性皮膚炎の治療の一助になれば幸いです。

 

2025年10月23日