2025年3月5日(水)RKB タダイマ!に院長が出演しました

花粉の飛散が増えてきているようで、今年は例年より花粉の飛散量が多くなる見込みです。花粉症の主な症状に目のかゆみ、鼻づまりが挙げられますが、皮膚症状にも注意が必要です。当クリニックでも2月から「花粉皮膚炎」の患者さんが増えてきています。

花粉皮膚炎は、乾燥や寒暖差などによってバリア機能が低下した皮膚に花粉が付着することで、かゆみや発疹といったアレルギー症状が出るのが特徴です。肌が露出している顔や目の周りに生じやすく、掻いたりこすったりすると刺激をうけて、バリア機能が低下してしまいます。また、乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎の人は、バリア機能が低下しやすいため顔の洗い方、日頃のケアが大切です。花粉皮膚炎を防ぐためには、まず、帰宅したときに花粉を持ち込まないようにする。お顔についている花粉は、なるべく早く洗ってあげることも大事だと思います。洗い方も熱いお湯で顔を洗うと必要な皮脂などが落ちてしまうので、水かぬるま湯で洗顔し、ゴシゴシこすらないこともすごく大事です。かゆみなど何か症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

2025年03月07日